電気代が高騰して、高止まりのまま推移している令和の時代。
家電の電気代も気になりますね。
今回は、夏場、弊社で多くご利用いただく大型扇風機の電気代を取り上げます。
電気代の根拠となる大型扇風機の消費電力は、
弱風 68W / 標準 74W / 強風 80W
です。(60hz 関東の場合です)
ワット数は3段階であまり変わらないですが、そもそも、この消費電力が大きいのか小さいのか、分かりませんね。
少しイメージをしていただきやすくすると、ご自宅の蛍光灯、あれは大きさにもよりますが、たいていは、32型とか40型、そのあたりの大きさのものが用いられます。
これらの蛍光灯の消費電力は26W~40Wですので、イメージ的には蛍光灯を2本付けている状態と大型扇風機1台の消費電力はほぼ同じになります。
では肝心の電気代ですが、
弱風の場合
消費電力:68W = 0.068kW
1時間あたりの電気代:0.068kWh × 30円/kWh = 2.04円
標準の場合
消費電力:74W = 0.074kW
1時間あたりの電気代:0.074kWh × 30円/kWh = 2.22円
強風の場合
消費電力:80W = 0.080kW
1時間あたりの電気代:0.080kWh × 30円/kWh = 2.4円
このくらいになります。(いずれも関東の場合)
一日中(12時間)つけっぱなしでも、電気代は30円弱
です。
結論
『まったく気にならないくらい、電気代が安い!!』
です。
余談ですが、大型扇風機でこれくらいであれば、家庭用の小さい扇風機はより消費電力が小さいため、起きている時につけっぱなしにしても、10円とか20円の駄菓子屋さん水準です。
真夏に、「電気代がもったいないから扇風機をこまめに切る」というおじいちゃん・おばあちゃん的発想は、その考え方は見習わないといけませんが、でも、もったいないほどの電気代がかかっておらず、むしろ、我慢して体にダメージを負う(要は暑くてしんどい)ほうが、もったいないと思えるくらい、安価なんです。
大いに使いましょう!扇風機!(あと、エアコンも)