近年、真夏の気温上昇に伴い、学校でもエアコンと扇風機を使うことが求められています。エアコンは学校に設置されているものを使うため、注目すべきはどのような扇風機を使うか、です。
扇風機 学校用って？
実際のところ、学校用の扇風機というものは存在しません。
あえて挙げれば、据置き型（スタンドタイプ）か壁掛けタイプかの違いはありますが、壁掛けタイプは、もともと教室に壁掛け用の金具がついていれば使えるが、そうでない場合は使えません。また、下記にあるように学校で用いるのは大型扇風機であることが望ましく、これらを考えると、据置き型（スタンドタイプ）が正しい選択ということになります。
天井扇（シーリングファン）も、あるにはありますが、そもそも、これを設置している学校自体、日本全国で稀ですし、あったとしても体育館での利用がほとんどです。各教室に天井扇（シーリングファン）を設置するのであれば、もっと強力なエアコンを設置したほうがよほど理にかなっています。
扇風機カバーが付いたものが、学校用
「学校用の扇風機」という明確なカテゴリは存在しませんが、学校での使用に適した扇風機は確かにあります。
その中でも特に注目したいのが、扇風機の羽根を覆う部分にカバーが付いたものです。（正確には、別売りのカバーで覆います）
小学校などでは、児童が興味本位で扇風機に触れてしまうリスクがあります。このような場面で、細かいメッシュ状のカバーが付いた扇風機は、児童の安全を確保するのに非常に役立ち、羽根に指を入れる心配がないため、教師や保護者も安心して使用できます。
また、扇風機の大きさも考慮すべき点です。
教室内は広く、また、児童が20人～30人いるわけですから、熱気は相当なものです。
家庭用の扇風機ですと、明らかに風量が足りないため、大型の扇風機の利用が必須です。
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