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障害者施設における加湿器の利用優位性

time 2025/01/18

障害のある方が利用する施設では、利用者の身体機能や健康状態、環境への適応度合いがさまざまです。そのため、空気環境の管理はとても重要な課題の一つです。加湿器を適切に利用することには、以下のような優位性(メリット)が考えられます。

 
粘膜の保護

障害の有無にかかわらず、乾燥しきった室内にいると喉や鼻の粘膜が傷つきやすくなり、外部からの病原体やウイルスを防ぎにくくなりますが、加湿器を導入して適切な湿度を保つことで粘膜に潤いをもたせることができます。これにより、風邪やインフルエンザなどの感染症リスクを下げ、特に体力の低下や免疫力の弱い利用者に対して、健康管理の面で大きな恩恵をもたらします。

また、皮膚の乾燥によるかゆみやひび割れが進むと、掻き壊しなどに伴う二次感染のリスクも高まりますが、身体の可動範囲が限られスキンケアが難しい利用者にとっては、空間自体の湿度をコントロールすることが、より本質的な皮膚状態の保護へとつながるのです。

 
乾燥を防ぐ

さらに、障害者施設では、体温調節機能がうまく働きにくい方や、冷暖房の温度変化に敏感な方が多く生活しています。そうした状況であっても、ある程度の湿度が保たれていると体感温度の急激な変化を和らげることができ、快適さを維持しやすくなるでしょう。
乾燥しすぎた環境は喉のイガイガ感や肌のつっぱりといった不快感をもたらしやすいため、適度な湿度を維持することで利用者がリラックスしやすい環境をつくることにもつながります。

気持ちよく呼吸できる空気環境は精神的な安定にも寄与し、施設全体に落ち着きが生まれる要因のひとつとなるはずです。

 
リラックスできる空間づくり

また、湿度不足によって生じる静電気がほこりを舞い上がらせるような状況は、衛生面での好ましくない印象を与えるだけでなく、スタッフの働きやすさにも影響を及ぼします。利用者とスタッフがともに過ごす空間が清潔で安らぎを与えるものであれば、施設全体の雰囲気が向上し、ケアの質を高めることにも結びつくでしょう。

 
適した加湿器を選ぶ

そのためには、気化式や加熱式(スチーム式)、超音波式など、施設の構造や利用者の健康状態に合った方式の加湿器を慎重に選ぶことが大切です。騒音ややけどのリスク、消費電力といった要素を含めて検討しながら、最適な機種を導入すれば、利用者の快適性と安全性を両立した湿度管理が可能になります。結果的に、健康面だけでなく、環境全体の質を高める効果を期待できるのが、障害者施設において加湿器を活用する大きな意義といえます。

 
なお、一般に、加熱式(スチーム式)には大型のものはなく家庭用で使われるものであり、仮に大型のものがあったとしても安全性(蒸気の熱さ)を考えれば、施設での利用には適しません。

現実的には気化式か超音波式をお選びいただくのが良いのではないかと思います。

※障害者、障がい者、障碍者、意味は同じで言い方は
複数ありますが、ここでは障害者で統一しています

 
 
当社が取り扱う加湿器は、気化式(それもハイブリッド式)です。

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