業務用扇風機をよくご利用いただく事例として、アパレル業界があります。
アパレルと聞くとなんとなくお店のイメージがわきますが、お店のど真ん中に扇風機を置くという使い方ではなく、
店内であれば、空気を循環させるためにバックヤードの近くから店内に向けて稼働させます。この場合は、首をちょっと上向けておかないと、真横に風を発生させますとハンガーに掛った洋服が揺れます(笑)
お店以外であれば、企画室というのでしょうか、デザイン部門で少し縫製をするところです。ここでもやはり空気の循環を目的として使います。
あとは縫製の工場ですね。箱が大きいということと、そこにいるスタッフ(作り手)の人数が多い縫製工場の場合、けっこう台数を使います。この場合の扇風機の利用としては、空気循環もさることながら、スタッフの方々が扇風機が起こす風にあたって涼を取ります。
意外なところでは、洋服をストックしている空間でのご利用です。その空間の空気を動かすことで温度・湿度調整の役割の一端を担います。
アパレルの業界様からよくご用命をいただくのは、当社が扱う扇風機の「見た目」が理由だと思います。
業務用扇風機って、あまりオシャレ度が高くないんです。インテリアの感覚ではなくて、強い風を巻き起こす工業製品という位置づけだからかなあと、私は勝手に思っています。家庭用扇風機ならあるんですが、でも風が小さすぎて使えませんし。
まあでも、オシャレなほうがいいよね、ということで、極力オシャレと言いますか、清潔さと言いますか、その辺のところを考慮して製品選定をしたところ、下記を採用するに至りました。
オシャレ度が高いかどうかはさておき、シンプルなデザインでどんな場面にも溶け込みます。あと、写真ではわかりづらいのですが、枠や足の黒色が「落ち着いた黒色」なんです。「落ち着いた黒色」ってなんやねんという話ですが、要は同じ黒色でも、主張しない黒色と、やたらめったらギラギラした光沢のある黒色とがありますよね。
この扇風機は前者で、主張をせず、スーッとその場に溶け込みます。そして羽のオレンジが黒色との対比でキレイに見えて、「ちょっとオシャレなんじゃないの」と思わせてくれます。
と、なかば無理やりご説明させていただきましたが、アパレルの現場でお使いいただくには十分な落ち着き方、清潔さを持ち合わせているのが当社の扇風機です。(ピッカピカにしてますしね)