この冬、結婚式場を全国展開する会社様から加湿器のご要望をいただきました。
お打ち合わせを行ない、冬場ずっと加湿器をご利用いただくことになりました。ありがとうございます。
1つだけ気になったことは、コロナのことがあるため十分に換気をする必要があり、窓を開けたり空調を使って風通しを良くするとのこと。
ここが最も悩んだところで、湿度はその性質上、上がりやすく、下がりやすいのです。
加湿器を使ってしっかり加湿すればその空間の湿度は一定程度以上に保たれます。
他方、湿度は冷気を嫌い、冷気が入ってくるとすぐに下がってしまいます。
本来的に、換気と加湿は並行稼働しづらいものなのです。
結婚式場は会議室のように密閉しておらず、人の出入りも多いことから、一定程度上の湿度を担保するのが難しい環境ではあります。
そこに加えて、風通しを良くする=冷気が入るという状態ですと、どうしても湿度が上がりづらくなってしまいます。
さてどうしようということになり、いろいろお打ち合わせをした結果、とても妙案が出てきました。
「加湿器の数を増やす」
です。
何のウルトラCもないのですが、結局、換気をすることでどうしても湿度が上がりづらいというのはクリアできませんので、設置する加湿器の数を増やして少しでも湿度を保とうとする作戦です。
台数が多いほど良いこの作戦ですが、会場に10も20もあるとさすがに置きすぎですので、収まりの良いところで6台に落ち着きました。
これで少しでもウィルスの浮遊を落ち着かせられればと思います。
ところで、結婚式場での加湿器の利用(空気清浄機もですが)は、会場に加湿器を置いていることそのものが大きなメリットになります。
ゲストの方々の目にその加湿器が入ったとき、無意識的に安心を感じていただいているはずです。
神は細部に宿る、なんていうとオーバーですが、ほんのちょっとの違いでお客様のご満足が全然違ってくることを、サービス業の方ならどなたでも知っていることです。
ちなみに、この記事を書いている私は、大昔、本屋さんの店長さんをしていました。(今は原稿作成事業とレンタル事業をマネージしています)
その経験からも、ちょっとした違いが年間の売上の差となって現れるんです。
そういった顧客満足の観点からも、冬場の加湿器は必須ではないかと感じます。
ご参考いただけましたら幸いです。
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