毎年、いまごろになると「扇風機とサーキュレーターの違いは?」というニュース記事が出ます。
たしか、去年もおととしも見たような気がします。(三年前はどうだっただろう?)
ほら、今年も。
「扇風機」「サーキュレーター」、何が違う? 使用用途&節電効果は? アイリスオーヤマに聞く
https://otonanswer.jp/post/171442/
答えているのは、アイリスオーヤマの方ですね!
当社が取り扱う大型扇風機はアイリスオーヤマ製なのです。
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家庭での利用を想定した、扇風機とサーキュレーターの違いはこの記事で、アイリスオーヤマの方がバッチリ答えていらっしゃいますので、それをご覧いただきますとわかりやすいです。
当社のウェブを訪れる方は、家庭用ではなく、ビジネスシーンや教育現場での利用を検討している方ですので、その観点で少し補足をします。
■サーキュレーター
サーキュレーターは、日本語で「循環装置」を意味します。狭い範囲に強い風を直線的に送る力に優れており、部屋の空気を循環させやすくするのが特長です。
ファンは小さめでシンプルな機能の製品が多く、風を送る方向が左右のほか、真上にも変えられる点がポイントです。空気循環の役割を果たすため、換気として使用すると高い効果を発揮するほか、エアコンと併用すると、冷暖房効率を高めることができます。
https://otonanswer.jp/post/171442/
ご家庭でのご利用、という点ではまったくそのとおりです。
いっぽう、アイリスオーヤマさんが言っているように、サーキュレーターは羽が小さく、ご家庭のリビングと比べものにならないくらい広い空間である会場や体育館などで使用する場合では、圧倒的に風力が足りません。
直線的に風を送る能力を持ちますので、大型扇風機くらいの羽の大きさのものであれば使いシロがありますが、あまり見かけないんですよね。
また、サーキュレーターは稼働音がめちゃくちゃ大きいため(ブグォォォォォーと)、仮に大型扇風機くらいの羽の大きさのものがあった場合、使用するのは現実的ではないように思います。(音が大きすぎます)
もちろん、大型扇風機も羽が大きいため、家庭用の扇風機に比べれば音は大きいですが、サーキュレーターほどではないと言いますか、大型扇風機の音が小さいというより、サーキュレーターの音が大きすぎます。
サーキュレーターは、あくまでも室内の空気を循環させることを目的として製造されており、体に当てて涼むのを目的としていないため、注意が必要です。強い風を出すため、扇風機代わりに使う際は、体に直接当てずに壁に当てて間接的に風を感じるように調整したり、風量を弱めに設定して使用したりするなど、体が冷え過ぎないようにするのを推奨します。
https://otonanswer.jp/post/171442/
これは、お客様のご利用の環境にもよりますが、きっととても暑い空間であるはずですので、体が冷えるほど涼しくはならないはずです。(むしろ冷えてほしいです、というお客様の声が聞こえてきます)
また、ビジネスシーンや教育現場であれば、直線的な風を出すサーキュレーターの風に直接あたるという行為はないと思いますし、もし、会議の場面なら、書類が飛び散ります(これは扇風機でも同じですが 笑)
これらのことから、家庭用ではない場合は、サーキュレーターよりも大型扇風機のほうが適しているのかなと思います。
上記の記事にもありますが、扇風機とサーキュレーターは、ぱっと見「どっちも扇風機じゃん」と思えるほど似ていますが、能力が異なりますので、ご利用の場面に応じてお選びいただくのが賢明です。
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