冷風機。別名スポットクーラー。
エアコンのクーラーのように室温を下げる能力を持っているわけでもないし、大型扇風機のように風量が大きいわけでもない。
涼しくないし、冷えもしない。
ではいったい冷風機の優位性はなんなのでしょうか。
冷風機(スポットクーラー)は、その空間内の温度を下げる力や風量の大きさでは一般的なエアコンや大型扇風機に劣ります。
というと、さも使えないものに見えてしまうかもしれませんが、そうではありません。
使いシロが独特なのです。
1. 指向性
特定の対象やエリア(人や特定の機器など)に直接冷風を送り、その特定の対象の温度を下げるのに特化しています。これは、特定の場所のみを冷却するというニーズがある場合に特に有用です。例えば、工場で働く作業員や、特定の高温になりやすい機器に直接冷風を送ることが可能です。
つまり、スーパー局所的クーラー。それが冷風機です。
2. 移動
移動ができ、冷風が必要な場所へ直接持ち込むことができます。ただし、重さが40kg以上ありますので、容易ではなく、まあまあ大がかりです。
3. 運用コスト
特定の対象のみを冷却するため、全体を冷却するよりもエネルギー使用量が少なくなります。これにより、長期的に見ると運用コストを節約することが可能です。
総じて、冷風機が用いられる場所は、エアコンがないところ、または、あっても効果を得られないところです。扇風機との併用は必須ですね。
冷風機の取り扱いはありませんが、扇風機を取り扱っています。
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